どうも!かぱ吉(@kapa_log)です!
今回はキーワードツールの一つである『Ubersuggest』をご紹介します。
Uberとついていますが、UberEatsとは無関係です。
キーワードを選定するときに大事なポイントが2つあります。
それは「需要」と「ライバル」です。
そもそもキーワードが全然検索されないようではいくら記事にしても意味がありませんね。
これが「需要」です。
そしていくら需要がある記事を書いても他のサイトやブログが強いキーワードで記事を書いてしまったらなかなか上位表示できません。
今から「チンジャオロースの作り方」を記事にしたとしてもクックパッドや味の素が作っているWebページにはなかなか勝てないということ。
これが「ライバル」です。
ただ、普通のキーワードツールを使っているだけではキーワードがどれくらい検索されるか?とか、ライバルがどれくらい強いか?って言うのはわかりません。
だからキーワードの需要を調べる時はグーグルのキーワードプランナーという機能を使って調べたり。
ライバルだったら自分で検索してみてチェックしたり、簡易的に難易度がチェックできるツールを使ったり…。
他の方法との組み合わせで需要やライバルを調べるんですね。
ところが
「一つのツールで需要もライバルもチェックしちゃおう」
という欲張りツールが表れました。
その名も『Ubersuggest』。
今回はそんな激熱キーワードツールである『Ubersuggest』をご紹介します。
アップデートにより、無料版のUbersuggestは1日に3回までしかキーワードが調べられないという渋い仕様になってしまいました。
少し…というか結構使いづらくはなってしまったのですが、機能的には便利な部分もまだまだあるので、良ければご覧ください。
Contents
Ubersuggestの使い方
早速Ubersuggestの使い方をご紹介します。
といっても説明するまでもないほどシンプルですが。
まずはUbersuggestにアクセスします。
実はこのツールはアメリカ発祥のツールなので、トップページの日本語やサイトの他のページの日本語がちょっと変かな?って部分もあるかもしれませんが、そこは気にせずスルーで。
トップページにアクセスしたら目の前にドーン!と検索ボックスがあります。
右の言語バーが日本語になっていることを確認したら。
(もしなってなかったら”Japanese/Japan”という項目があるので選択してください。)
ここに調べたいキーワードを入力してみます。
キーワードを入れたら右の検索ボタンをクリック。
すると次のような画面が出てきます。
『検索ボリューム』『SEO難易度』『有料難易度』『クリック単価』という項目が並んでいます。
が、この項目の中では『検索ボリューム』だけ見ればOKです。
それ以外の項目はあまり参考にする必要はありません。
一応気になる人向けに検索ボリューム以外の用語の解説はしておきます。
- 『SEO難易度』…検索エンジンで上位表示させるための難易度。数字が高いほど高難易度。
- 『有料難易度』…広告で上位表示させるための難易度。
- 『クリック単価』…広告を出稿したときに想定される1クリック当たりの単価
一応、アフィリエイター・ブロガーが気にするべきはSEO難易度なのですが、ここの数字を見るよりもこの後紹介するおっさんの言葉のほうが大事なので、気にしなくてOKです。
どれくらい検索されるか?が一目瞭然!
ここで出てくる検索ボリュームはグーグルのキーワードプランナーよりも細かく数字が出てきます。
(キーワードプランナーは1000~1万みたいなざっくりとした数字ですね。)
「需要」に関してはこの検索ボリュームを見ればどれくらいかわかります。
ちなみにここで出てくる検索ボリュームは「12か月の平均」です。
遠距離恋愛のように年間通して同じくらいの検索需要のものもあれば…。
上の画像は『お正月』について調べたもの。
当然、冬の時期は検索されますが、春~夏は全然ですね。
このように特定の時期だけ検索されて後の時期は全然検索されない。
だけど平均したらかなりボリュームが出てくる、みたいなキーワードもあります。
このように特定の時期に検索されやすいキーワードも視覚的に見ることができます。
ちなみにこうした季節系のキーワードはうまく使えばアクセスを爆発させるカギになりますよ。
興味のある方はこちらもどうぞ。
あなどれない!?謎のおっさんのライバルチェック
で、「ライバル」に関してはその下にある謎のおっさんが何か喋ってますね。
耳を澄ませてみましょう。
この謎のおっさん、いい感じの笑顔で「競争がハゲしい」なんて言ってますね。
まさか自虐ネタをぶっこんでくるとは・・・。
と、茶番は置いておいて、実はこのおっさんの難易度チェック。
なかなか良い感じの精度です。
このおっさんが「競争が激しい」といっているキーワードは確かに調べてみると上位表示が難しいものが多いです。
でも逆におっさんが「上位表示が簡単」という場合もあります。
例えば「遠距離恋愛 会う頻度」で調べてみると…。
こんな感じ。
心なしかおっさんも嬉しそうですね。
ちなみにおっさんは「検索上位に入る可能性は○○%です」という感じで言っていますが、あまりこの数字は気にしなくてOK。
「激しい」か「簡単」か。どちらを言っているかだけ気にしておけば大丈夫です。
2語、3語キーワードもそのまま探せる!
さて、Ubersuggestが優れているのはこれだけじゃありません。
先ほどの画面を下にスクロールすると…。
このように検索したキーワードの2語、3語の関連キーワードまで出てきます!
そしてそれぞれのキーワードの検索ボリュームも同時にチェックできます。
やるねー、Ubersuggest。
ちなみに下のほうにある『キーワード候補をすべて見る』をクリックすれば、さらに関連キーワードが表示されます。
さらに各キーワードの横にある矢印をクリックすると…。
また謎のおっさんが登場し、難易度を教えてくれます!
なので、一つ一つの関連キーワードを打ち込む必要はありません。
こんな感じでボリュームがあり、低難易度のキーワードをクリックだけでポンポンと探すことができますよ。
一つ注意点を。関連キーワードの横の矢印を頻繁にクリックして行くと、処理が間に合わないのかその前に調べたキーワードの情報と同じ情報を表示してしまうことがあります。
なので、関連キーワードの矢印をクリックして調べる時は3秒ほど間隔をあけてクリックしていくか、キーワードを見つけた時に改めて検索ボックスに入れて再度確認しておくといいですね。
他にもあるぞ!Uber suggestのこんな機能
基本機能としては今紹介したキーワードのボリュームやライバルチェック機能なのですが、他にも機能があるので紹介しておきますね。
ただ、割と中級者向けの機能なので、「へ~、そんな機能もあるんだ」くらいにおもってくれればOKです。
キーワードを打ち込む人が他にどんなことに興味があるかわかる『関連』機能
まずキーワードを検索したときに下に出てくる2語、3語の関連キーワードの右側に『関連』というタブがあります。
これは「そのキーワードを検索した人が他にどんな言葉と組み合わせて検索するか?」が出てきます。
例えば次の画像は『お正月』で調べた時の関連語です。
USJやお煎餅で有名なもち吉などがありますね。
「お正月のUSJの混雑状況はどんな感じ?」なんて記事を作るヒントになったりしますね。
ただ、この関連語。
時々変な関連語を出してきたりします。
例えば『遠距離恋愛』で調べると「greeeen」(歌手ですね)とか「紅白」とか。
あんまり関係ないですよね。
なのであくまで記事を作る時のヒントとか参考程度にしておくといいですね。
ライバルの客観的な情報も見れます。
次にキーワード候補を見た時に出てくるこの画面。
ここに出てくる用語を解説しますね。
1.Google SREP
これはキーワードで検索したときにトップ100に出てくるURLです。
それぞれのURLをクリックするとさらに詳細なライバルの状況を見ることができます。
実際にどれくらいアクセスがあるのかとか、アクセスを集めている記事を見ることもできますよ。
(上の画像ではアクセスを集めている記事は見切れていますが、下にスクロールすると表示されます)
これも完全に正確な数字や情報ではないですが、かなり参考になる情報ですね。
2.流入見込み
これは実際にどれくらいのアクセスが取れているかの予測数字です。
1位だったら10,000アクセスくらいだけど2位だと半分…。
いかに1位を取れたら美味しいかがわかりますね。
3.SNSシェア
文字通りツイッターやフェイスブックでシェアされた数。
シェアされている数が多いということは記事の中身も思わず人にシェアしたいくらい良い、ということなので参考になりますね。
4.ドメインスコア
ドメインそのものの強さです。
が、ここはほとんど数字として出てこないので気にしなくてOKです。
こんな感じでライバルの状況を見ることができます。
まあ、あくまで参考程度に。
例えばブログ初心者の人が「弱いブログが多い所を探そう」と思ってもその時点では全部自分より強いわけなので…(笑)
この辺の情報を気にするのはブログが強くなって、もっと戦略的にアクセスを取りに行きたい!って時に見るようにすれば十分です。
僕ならUbersuggestをこう使います。
Ubersuggestはかなり便利なツールではありますが、キーワードの発想を広げるというより、いくつかあるキーワード候補の中から絞り込むときに使うと便利なツールです。
Ubersuggestでも関連キーワードを拾うことはできますが、最初から需要やライバル状況を気にしてしまうと、キーワードの幅が狭くなってしまいます。
だから僕だったらまずは関連キーワードツールを使って雑多に色んなキーワードを集めます。
関連キーワードツールは一緒にyahoo知恵袋や教えて!gooを見ることができるので、実際にキーワードを検索するターゲットの生の声からキーワードを広げることができます。
Ubersuggetだけだとターゲットの姿がなかなか見えてこないので、どうしてもありきたりなキーワードばかりに目が向いてしまいます。
そうして雑多に拾ってきたキーワードをUbersuggestに放り込んでいきます。
キーワードの需要やおっさんの言葉を頼りにしながら記事にしていくキーワードを決定していく…って感じです。
Ubersuggestでも関連キーワードを拾うことができるので、最初に雑多にキーワードを拾う時にざっくりと拾い集めていけばOKなのが嬉しいですね。
僕だったらこんな風に「キーワードを広げる」ことが得意な他のキーワードツールと組み合わせながら、キーワード選定の精度を上げていくようにしますよ。
ところでキーワードを選ぶときに需要とライバルはどっちを優先するべき?
ちなみに今回キーワードの『需要』と『ライバル』の話をしたのですが…。
もちろん需要もあってライバルが弱い、ってキーワードが理想ですが、そうそう美味しいキーワードばかりじゃありません。
なら「需要は多いけどライバルが強い」キーワードと「需要は少ないけどライバルが弱い」キーワード。
このどちらかを選ぶとしたらどっちにすべきなのか。
実はその辺のことってアドセンスで成功したいならものすごく大事だったりします。
その辺を掘り下げた記事がこちらです。
ブログアフィリエイトで成功するための大事なエッセンスが入っている記事ですのでぜひご覧ください。
最後に:無料版だと制限はあるが、便利ではあるUbersuggest
ということで、Ubersuggestの機能をご紹介しました。
冒頭でも触れた通り、Ubersuggestはアップデートにより無料版では3回しか検索できなくなってしまったので、メインツールとしては使いづらくはなってしまいました。
ただ、ピンポイントで「これだ!」と思うものを調べたりするのはまだ使えるかなと思いますね。
良ければ使用するツールの一つに加えてみてはいかがでしょうか。
はじめましてブログランキングから参りました。
有益な情報どうもありがとうございました。
また、訪問させていただきたいと思います。
ippeiさん
はじめまして!かぱ吉です。
こちらこそ記事を読んでいただきありがとうございます。
Ubersuggestをはじめ、アドセンスに関する色んな情報を投稿していますので
よければ色々見ていってくださいね!
また遊びに来てください~。
こんにちは。
Ubersuggestは少し見たことがあるのですが、イマイチ使い方が分からなかったので、とても参考になりました。ありがとうございました。
ミラさん
こんにちは。かぱ吉です。
Ubersugges知っていたのですね!
確かにちょっと使い方わかりづらい部分ありますよね。
海外ツールだし。
参考になったのであれば良かったです!