アドセンス

関連コンテンツユニットが解放される条件!アクセスと記事数だけじゃない?

どうも!かぱ吉(@kapa_log)です!

グーグルアドセンスではいくつか広告の種類があります。
ほとんどはアドセンスの審査に通った段階で使えるようになるのですが、一部にはアドセンスの審査に通っただけでは使えないものもあります。

その限られた者しか手に出来ない広告。
それが関連コンテンツユニットなのです!

かぱ吉

…まぁ、実際はそんな大げさなものじゃないけど(笑)

この関連コンテンツユニットはアカウントごとではなく、サイトごとに使えるか使えないか判断されます。

僕も手持ちのサイトの中で関連コンテンツユニットが使えるサイトもあれば、まだ使えないサイトもあります。

今回は関連コンテンツユニットとはどんなものかということと、使えるようになるための条件について僕の手持ちのサイトをもとに考察してみました。

Contents

アドセンスの関連コンテンツユニットって何?

アドセンスの関連コンテンツユニットとは、サイト内の関連記事の中に広告が表示される広告タイプです。
イメージはこんな感じ。

関連コンテンツユニットイメージ例

上の画像はわかりやすく、「ブログ記事」と「広告リンク」という感じで分けていますが、実際は「ブログ記事」の部分は記事タイトル、「広告リンク」の部分は広告内容に沿ったテキストになります。

なので自分のブログ内の関連記事の中に溶け込むように広告が表示される感じです。
記事の内容に興味を持った人が「お、こんなものもあるのか」とクリックしてくれやすいですね。

広告をクリックしてもらうだけでなく、自分の他のブログ記事の誘導にも使えますし、見た目的にもちょっとおしゃれな感じですよね。

実際、グーグル公式でも関連コンテンツユニットを導入することの効果が書いてあり…。

ユーザーにとって関連性が高いコンテンツが増えるため、サイトのページビュー数や滞在時間、ユーザーのリピート率、広告表示回数が向上し、ひいては広告収益の増加につながります。

おすすめの関連コンテンツはトピックの類似性に基づいており、個々のユーザーに合わせてカスタマイズされます。テストの結果によると、平均的なおすすめの関連コンテンツでページビュー数が 9%、滞在時間も 10% 向上します。

出典:Google AdSense ヘルプより

ページビュー数が9%増加、滞在時間が10%増加というのはすごいですね。
10,000PVのブログが関連コンテンツユニット導入で約1,000PVくらいは増えるってことですもんね。

変な内部リンク系のプラグイン入れるんだったら、関連コンテンツユニット使ったほうがよっぽど見栄えします。

追記:2022年3月1日より関連コンテンツユニットは広告のみになります

グーグルよりこのような告知がありました。

2022 年 3 月 1 日より、関連コンテンツ ユニットには広告のみが表示されるようになり、名前も「Multiplex 広告」に変更されます。

出典:Google Adsense ヘルプより

これにより、関連コンテンツユニット内ではブログ内の記事への誘導はなく、全て広告枠になることになりました。

ついでに名前も「Multiplex 広告」になるみたいですね。

現時点でこれが朗報になるのか、悲報になるのかはわかりません。

しばらく様子を見ながら収益状況については報告したいと思います。

自分のブログに関連コンテンツユニットが解放されているか確かめるには

自分のブログに関連コンテンツユニットが解放されているか確かめる手順を紹介しておきます。

1.アドセンスにログインします。

2.『広告』⇒『サマリー』⇒『広告ユニットごと』⇒関連コンテンツ

ここで関連コンテンツの表示がそもそもない場合は、関連コンテンツが解放されていません。

3.『対象サイト』⇒プルダウンから関連コンテンツユニットを使いたいサイトを選択。

ここで使いたいサイトが表示されない場合は、そのサイトでの関連コンテンツユニットが解放されていません。

こんな感じで確かめられます。

逆に自分で確かめないと、関連コンテンツユニットが解放されたかどうかはわかりません。

かぱ吉

アドセンス側から「コンテンツユニットが解放されました!」みたいなお知らせメールなどは来ないよ!

しっかり確認しておきましょうね。

関連コンテンツユニットが使えるようになる条件とは?

さて、そんな関連コンテンツユニットですが、実はグーグルの公式に利用資格に関するヒントがあります。

関連コンテンツ ユニットのご利用資格

関連コンテンツは、特定の要件を満たすサイト運営者様のみご利用いただけます。
ご利用になるには、サイトのトラフィック量とページ数が最低要件を満たしている必要があります。
この要件は、関連コンテンツによってサイトのユーザーに確実に優れたエクスペリエンスをお届けするために設けられています。

出典:Google Adsense ヘルプより

トラフィック量という言葉はちょっと耳慣れないかもしれませんが、ここでは『アクセス数』という言葉に置き換えてもいいです。
つまり公式的には『アクセス数』と『ページ数(サイトボリューム)』が一定数を達成すれば、関連コンテンツユニットが使えるということになります。

ここで僕のサイトの手持ちの中から関連コンテンツが使える用になったサイトと使えないサイトのアクセス数、ページ数を見比べてみます。
使えるようになったタイミングの直近1か月のページビューです。

関連コンテンツが使えたサイト

サイトその1
ページビュー 50,000
ページ数 200

サイトその2
ページビュー 100,000
ページ数 100

関連コンテンツが使えないサイト

サイトその3
ページビュー 80,000
ページ数 140

ポチ丸

あれ?関連コンテンツが使えないサイトよりページビューが少ない状態で使えたり、記事数が少ない状態でも使えるようになってるよ?

かぱ吉

そうなんだよね。
何でこうなったのか僕なりに考察してみるね。

ご覧の通り、50,000PVでも関連コンテンツが使えるサイトもあれば、80,000PVでも使えないサイトもあります。
記事数が140超えていても使えないと思ったら、100記事前後で使えるようになったサイトもあります。

このようにグーグル公式としてはページビューや記事数が評価の基準になっているとはいえ、明確に『〇〇アクセス、〇〇記事で関連コンテンツが登場する!』という基準はないのですね。

個別の基準というより、総合点システムか?

他のブロガーさんやアフィリエイターさんでも関連コンテンツが出てきた!という報告もあれば、出てこない!という報告もあります。
こうした他の人の報告を見ていても基準はないように見えます。

ただ、僕のサイトや他の人の報告を見る限り、僕の中で一つの「こうなんじゃないか?」というものがあります。
それは関連コンテンツユニットの解放は『総合点システム』なのではないかということです。

ポチ丸

総合点システム???

100点満点のテストだとして、60点以上取れば合格。
これでアクセス数の配点が30点。ページ数の配点が30点…のような感じでそれぞれに点数を稼いで60点に達した時点で関連コンテンツユニットが登場する、ということです。

なので、アクセス数だけドカンと稼いでも使えないし、ページ数をどれだけ増やしても使えるようにはならない、ということです。

そして、この配点の中にはアクセス数やページ数だけでなく、クリック率や成果につながる割合、ページの滞在時間など、細かい指標も入っている可能性があります。

これらを全て総合して、無事合格点に達した段階で関連コンテンツユニットが使えるようになる、ということですね。

僕はグーグルの中の人ではありませんが、グーグルアドセンスの審査もこうした方式を取っていると感じています。
自分で言うのもなんですが、なかなかいい線ついているのではないでしょうか。

追記:関連コンテンツが使えなかったブログが使えるようになってました

実はこの記事を執筆開始した時点では先ほど紹介した

関連コンテンツが使えないサイト
・ページビュー 80,000
・ページ数 140

このサイトの関連コンテンツは使えなかったのですが、タイムリーにも記事を執筆している間に使えるようになりました(笑)

といっても、実はこの記事を下書き的に書いたのが6月21日。
関連コンテンツ開放を確認したのは7月28日。
実質1か月たってるわけですが…。

一応、この1か月で僕がやったこととサイトの変化を記しておきます。

関連コンテンツが解放されたサイトでやったこと

記事数

記事数:142記事(+2記事)

関連コンテンツユニット解放時点での記事数は142記事でした。

投稿した記事数にすると2記事です。
めっちゃさぼってるのバレて恥ずかしい…。

アクセス数

アクセス数:80,000⇒100,000

大体1日当たりのアクセス数が2,500⇒3,500くらいになりました。
なので、1か月で見ると10万アクセスくらいにはなっています。

特にサイトをいじったわけではないので、これまで投稿した記事の順位が上がったということです。

データ連携

アナリティクスとアドセンスのデータ連携

他の方の体験談などを読むと「アナリティクスとアドセンスのデータ連携をしたら解放された」とのコメントがあったので、やってみました。

効果があったのかどうかは微妙な所です。
というのも、データ連携してすぐに使えたわけじゃないですから。

ただ、これまで1年以上使えなかった関連コンテンツがアナリティクスとアドセンスのデータ連携をして1か月以内に使えるようになったのも事実なわけで…。

かぱ吉

無関係と切り捨てることもできない感じ

先ほど紹介した「総合力」の話をもう一度持ち出しますが、アナリティクスとアドセンスのデータ連携というのも点数の一部なのでしょう。
だから、他の方でもデータ連携をしたときに関連コンテンツが使えるようになったという報告がちらほらあるということですね。

ただ、僕の手持ちの他のサイトではデータ連携してなくても関連コンテンツが使えるものもあったので、必須の条件というわけではなさそうです。

グーグル側のアップデート

グーグルのアップデート(モバイルページの速度)

これは僕が自発的に何かをやったわけではないのですが、この1か月の間で起きた出来事として記しておきます。

この1か月の間にグーグルさんがサイト評価のアップデートをしています。
どんなアップデートか簡単に言うと「モバイルの読み込みスピードが遅いページは評価を下げるよ!」っていうアップデートです。

このアップデートは評価を下げるだけのアップデートで、読み込みスピードが速いサイトは何も変わらずそのまま、って言われてました。

なので影響はないかなとも思ったのですが、この1か月でアクセス数が増えていることも考えると多少は良い影響があったかもしれません。

かぱ吉

ただ、ページの読み込みスピードに関しては関連コンテンツ関係なくすごく大事なので、出来る限り改善しておこう!

これも総合点の中で加点された要素として考えられます。

僕がやったこと(あるいは起きたこと)は以上の4つです。
これらの4つで関連コンテンツが使える合格点に達したと僕は考えています。

まとめ:サイトを育てていくのが一番の近道には違いない

ものすごーーく乱暴にまとめると「サイトが育てばそのうち使えるようになる」です(笑)
アクセス数、ページビュー数。
この2つが大きな基準になっているのはアドセンスの公式の言葉を見ても間違いないですが、他にもいくつかの要素が重なって関連コンテンツが使えるようになるという感じですね。

関連コンテンツを使おうとあれこれ設定をいじったり、細かい所にこだわるよりは、ブログ記事を1記事でも多く投稿して記事数とアクセス数を増やすようにしたほうがいいですね。
何のかんの言ってもそれが一番の近道です。

記事数とアクセス数が十分でも関連コンテンツが解放されてない時はアナリティクスとアドセンスのデータ連携やページスピードなどの数字を見直してみるといいでしょう。

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