どうも!かぱ吉(@kapa_log)です!
ブログにアクセスを集める主な手段といえばー?
そう、『検索』ですね。
どんなアフィリエイトをやっていようと、基本的には検索からのアクセスを集めるのが一番メインですよね。
でも…。
そんな検索経由でのアクセスを完全拒否にする方法があります。
どうするかというと、検索結果に載せないという設定にすることです。
え、どうやって?
その方法とは記事に『No index』タグを投稿した記事に入れることです。
No indexタグを入れると、記事としてはブログ上に存在するけれども検索結果には載らないという状態になります。
ちょっと前になりますが、とある新聞社が特定の記事にNo indexタグを入れた(=特定の記事を検索ではアクセスできないようにした)ことで問題になったりもしましたね。
でもこのNo index。
基本的には検索結果に載らない=アクセスが増えにくい、ってことなのであんまり僕たちアフィリエイター・ブロガーにはメリットはなさそうだし、使う機会はなさそうに思いますよね。
その通り。あんまりメリットはないし、使う機会はほぼないです(笑)
でも、実はNo indexを使う時はごくごくたま~にあります。
今回はNo indexのメリットや効果的な使い方、使うタイミングについてご紹介します。
Contents
No indexタグを使うメリットはこんな感じ
No indexタグを使う一番の目的は、低品質のページをGoogleに認識させないことによって、サイトの評価を下げないようにすることです。
ちょっとふんわりした話になりますが…。
例えばブログの中に3つ記事があったとして、それを点数化したとき次のようになるとします。
- 記事A…100点
- 記事B…70点
- 記事C…10点
平均点:60点
と、質の高い記事と質の低い記事が一つのブログに混ざっている状態として。
一つ一つの記事の評価はあるけれど、ブログ全体で言うと平均60点のブログ、ということになります。
で、これはどう考えても10点の記事Cが足を引っ張っているわけですね。
だからこれを『No index』を設定することによって計算に入れないようにする、というのが主に使う意味です。
これなら
- 記事A…100点
- 記事B…70点
- 記事C⇒ノーカウント
平均点:85点
と、ブログ全体の評価が高くなりますね。
これがNo indexタグを使う一番のメリットであり、目的です。
そもそも低品質なページ、って何ぞや?
No indexタグは低品質なページに使うことでサイト全体の評価が下がるのを防ぐ、というのは何となくわかってくれたかと思いますが、当然こんな疑問が出てきますよね。
No indexを設定するべき低品質なページってそもそもなんだ?って話です。
よくブログ初心者で「私は記事書くの下手くそだし、まだあんまり自信ないから一旦全てNo indexにしてます」って人もいるんですが、ここでいう低品質というのは記事が上手いとか下手とかそういう意味とはちょっと違います。
明確な基準があるわけではないですが、僕の中ではNo indexタグを設定したほうがいい低品質なページとはこんな感じです。
- コンテンツ量が極端に少ない(数百文字以下)
- 投稿から半年~1年たっても検索からのアクセスが1日1以下
- 画像だけの記事やリンクだけを貼っている記事
- 同じブログ内で同じキーワード、同じ話題で記事を書いてしまった時
基本的に文章量が少ない記事とか画像だけの記事とか。
中身がない記事は低品質って感じですね。
あと、低品質ではないけれど、同じブログの中で同じキーワード、同じ話題で被っちゃっている記事がある場合もNo indexタグ設定の候補ですね。
これらに該当するときは記事をNo indexにするか、これから紹介する追記(リライト)、記事の削除などを行うと、ブログ全体の評価が上がる…可能性があります。
可能性がある…とは珍しく歯切れが悪いですなー
実際の所殿記事が低品質と判断されているかはっきりわからないし、
No indexは最後の最後!まず追記(リライト)して復活を狙おう
でもさぁ~。せっかく書いた記事をNo indexにするのって
なんかもったいない気がするよ。
No index使わなきゃダメなの?
うんうん。もったいないよね。
No indexは使わなくて全然いいよ!
質の低い記事をNo indexすることによってサイトの評価を上げられるかもしれない、とお伝えしましたが、No indexはそんなにポンポン使うものじゃありません。
というか紹介しといてなんですが、使わなくていいです。マジで。
よっぽどサイト全体の足を引っ張ってるって思う+でもブログ内には残しておきたい。
=No indexという感じ。
No indexの前にやるべきことがある!
No indexをする前にやってほしいことが、リライト・追記ですね。
質の低いと思われる記事に対して別の情報を追記したり、読みにくい部分を書き直したり、わかりやすい記事タイトルにしたりと改善することによって、記事の質が上がることがあります。
特にもともと文章量が少なくて低品質なページだったものに対して、追記して充実したページになればそれだけで一気に評価されるページになることも。
ポチ丸君が言ったようにせっかく書いた記事を自分から検索結果に載せないなんてジャッジをするのはもったいないですからね。
出来るだけ有効利用したいですよね。
だから僕としてはNo indexするよりも追記・リライトをして記事の質を高めるほうがおススメです。
最初から投稿記事をNo indexにするのはやめよう!
低品質なページに該当するものの一つに『投稿から半年~1年たっても検索からのアクセスが1日1以下』というものを紹介しました。
これ、実は大事です。
どこが大事かというと『半年~1年』ってところ。
結局、投稿した記事の質が高いか低いかって読まれているかどうかです。
自分ではあんまり上手に書けてないなーって思っても意外と検索から読まれることもあります。
それって『質が高い』ってことです。
で、ブログというのは書いてすぐにはアクセスが集まりません。
もちろんキーワードとかちゃんと当てればすぐにアクセスは来るものもありますが、基本的には長い目で見て、アクセスが少しずつ増えていくと考えるべきです。
その期間として少なくとも半年間は様子を見るべきです。
半年たっても検索から1日1アクセスなければ、質が低いのかも…と考えてもいいかなって感じです。
それでも先ほども触れた通り、せっかく書いたのならタイトルを見直してみたり、本文の内容を追記してみたり…と打てる手を打ってそれでもだめならNo index候補かなと言う感じです。
他のブログを見ると「低品質なページはNo indexにしよう!」とやたら押してるブログもあるけど、基本的には低品質なページってまずほとんどないという認識でいいよ!
残しておきたくないページなら記事非公開(削除)という手もある
もう一つ、No indexじゃなくてページ丸ごと非公開(削除)にしてしまう、っていう方法もあります。
No indexの場合、ページそのものはブログに残ります。
ただ、例えば先ほど触れた同じキーワード、同じ話題で似たような記事を二つかいてしまった、という場合。
これはNo indexでももちろんいいのですが、ブログ内にはやっぱり二記事残ってしまっているので、ブログの中を順番に呼んでる読者さんにとっては邪魔に感じてしまうこともあります。
そんなときは思い切って片方を非公開にしてしまう、ということもありますね。
でも自分で書いるのに似てる記事を書いちゃうことってある?
このブログでもやらかしてましたが、何か?
実は当ブログでも似た話題で記事を二つ書いちゃったことはあります(笑)
書いたの忘れちゃってたんですよねー。
ということで、現時点でアクセスもなくて、ブログに残していても読まれそうもないし、むしろ読んでほしくない、って感じだったら削除しちゃうのもアリです。
当ブログでNo indexにしてるもの(※昔の話)
当ブログでは基本的に投稿している記事は全てNo indexにしていません。
コンテンツ量も多いですし、幸いなことに1アクセスもない記事というのは(ニュース系記事を除いて)ないので。
一方で、当ブログの中でもNo indexにしているものもあります。
それは『アクセスアップ』みたいなカテゴリーページです。
カテゴリーページはそもそも文章量もないし、リンクだらけのページです。
ブログの記事によってはカテゴリー名を変えることもあるため、検索結果に反映されてもすぐ変わる可能性もあります。
そんな理由からカテゴリーページはNo indexにしています。
じゃあ僕もカテゴリーページとかno indexにしようかな?
いんや、わざわざしなくていいよ。
僕も大して効果感じてるわけじゃないし。
ちなみに、人によってはプライバシーポリシーなどのページをNo indexにしている人もいますが、少なくともアドセンスサイトの場合はプライバシーポリシー系のページはNo indexにしないほうがいいです。
アドセンスをやるなら、対グーグルに対してプライバシーポリシー守ってるアピールは積極的にするべきです(笑)
2021年現在追記:カテゴリーもindexしています。
↑でこんなこと言ってますが、カテゴリーページもNo indexをやめました。
理由としては例えば『かぱログ』って検索してもらった時に…

こんな風にトップページだけでなく、その下にカテゴリーもぶら下がって表示してくれるんですね。
これはユーザーさんにとっても便利だし、このカテゴリーが表示されないより表示されたほうがアクセス取りこぼさないですよね。
ということで、カテゴリーページに関してもNo indexをやめているので、基本的にはindexページだけになっている状態です。
No index設定は記事のテンプレートごとに設定する所がある。なければAll in one seoプラグインを利用するのが簡単
最後に、No index設定をする方法を紹介します。
ワードプレスのブログテンプレートの中に機能として備えているものも多いです。
例えば当ブログのテンプレートである『JIN』は記事の投稿画面の一番下にNo indexを設定するチェックボックスがあります。

また、テンプレートに備わっていないのであればAll in one seoプラグインを使うことでもnoindex設定が出来ます。
プラグインをインストールして有効化すると記事投稿の下のほうにNo indexにするかどうかのチェックボックスが出てきます。
No indexにしたいならこれにチェックを入れるだけ。

簡単ですね。
さいごに:そんなにポンポン使うものでもない
最後に繰り返しになりますが、普通にブログ運営をしていく分にはほとんど使うことはないです。
そもそもコンテンツ量が少ない記事は作るなって話だし、投稿して半年~1年たっても1日1アクセスもないってなかなかないです。
サイトの評価自体も100記事とか200記事の段階で気にする必要なし。
その段階なら既存の記事をどうこうするより、新規に記事を入れることに注力すべきです。
で、そこから記事が増えてようやく既存の記事に手を入れようかな、ってときもまず考えるべきは追記やリライト。
それでもだめならようやくNo indexとか記事の削除、ということになります。
そう考えると、No indexを適用する場面ってかなり限られてきます。
ブログを始めたばかりの人とか、まだ始めて1年とかの人は全然No indexを設定する必要はないです。
とりあえずこういうものがあるということだけ覚えておいて、ゆくゆくブログが育ってきたら使うことを考えてみてください。