どうも!かぱ吉(@kapa_log)です!
グーグルアドセンスのクリック単価は大体20円~30円くらいです。
が、人によってはそれより低いという人もいれば、高い人もいるはず。
かくいう僕も正直30円より低いことが多いです。
実は持っているサイトの中には10円台が平均のサイトもあります。
さすがに10円台だと「ひくすぎだろウッキーーーー!」ってなります(笑)
なぜクリック単価はサイトによって違うのか?
クリック単価が低くてお悩みのあなたに、アドセンスのクリック単価を上げるための方法や高くなる時期ってあるの?という話をしてみますね。
また、巷で噂の『特化型ブログはクリック単価が高くなる』は本当か!?にういても解説します。
Contents
いきなり結論:グーグルアドセンスのクリック単価を上げる方法!
今回はグーグルアドセンスの仕組み的な部分も含めて解説するので、ちょっと長くなっちゃいます。
なので、そういう仕組み的な所とか「なぜそうなるか?」をすっ飛ばしてとりあえず方法が知りたいって人に先に教えます。
結論:単価を上げる確実な方法は存在しない。
結論2:記事内容とユーザーと広告がマッチする内容なら単価が上がりやすい傾向にある。
結論3:単価が上がりやすいタイミングは12月と3月。次に6月と9月。
結論4:特化型ブログだから単価が上がるわけではない。何の特化型かが重要。
アドセンスのクリック単価を上げる確実な方法は存在しない
いきなり結論で『単価を上げる確実な方法は存在しない』と言ってしまいすみません…。
いや、本当は僕も『まだやってないの!?アドセンスの単価を爆上げさせる3つの方法』みたいな感じにしたいです。
が、アドセンスのクリック単価はある意味『運任せ』みたいな所があります。
自分ではコントロールできない要素(例えば企業の広告費が増える=好景気の時は単価が上がりやすい、とか)もたくさんありますしね。
記事内容とユーザーと広告がマッチする内容なら単価が上がりやすい傾向にある。
ただ、結論その2で書いたように単価が上がりやすくする方法というのは存在します。
それはアドセンスを設置している記事内容と広告がマッチしているとき。
例えば「彼女を喜ばすクリスマスデートの過ごし方」って記事だったら、この記事にアクセスしてくるユーザーって彼女とのデートを盛り上げたい男性です。
そこにクリスマスプレゼントとかオシャレなディナースポットのアドセンス広告があったら、ついつい広告をポチッちゃう可能性高いし、そのまま買う可能性も高いですよね。
こうなると「このサイトのこの記事は売れやすいんだ!」とグーグルさん(広告主さん、お金を出す人)が考えて、「売れるんだったら多少単価を上げてもここに広告を出したい!」となるわけですね。
そうなるとクリック単価も上がっていく、という感じになります。
ざっくり言うと、サイトのアドセンス広告って「そこのサイトに広告出したい!」って広告主(広告を出している側)さんが多いと単価が上がる仕組みになってます。
単価が上がりやすいタイミングは12月と3月。次に6月と9月。
また、クリック単価はそうした記事内容だけでなく、時期によって、アドセンスは単価が上がりやすいタイミングが存在します。
一年の中では12月と3月ですね。
次いで6月と9月です。
なんでだと思いますか?
これも企業側の都合なのですが…。
12月も3月も企業の決算月ですね。
よく「年(度)末大感謝セール!」とか「決算売り尽くしセール!」ってデパートとかで見ますよね?
あんな感じで12月とか3月は色んな企業が1年の中でも特に気合を入れて物を売る時期です。
そんな時だからこそガンガン広告を出して物を売りたい。
⇒アドセンスに出す広告費も増やす。
⇒アドセンスのクリック単価が上がる。
という訳ですね。
企業によっては予算を組んでいた広告費が余っちゃってるから、決算月のタイミングで使っちゃえ、という裏事情で広告費が増えたりもします(笑)
いずれにせよ我々アドセンスで収益を上げている人間にとってはありがたい話ですね。
特化型ブログだから単価が上がるわけではない。何の特化型かが重要。
特化型ブログを作ったほうが単価が上がりやすい…と言われますが、これは特化型ブログだから単価が上がるとは限りません。
だってこの記事の冒頭で話した『10円台が平均のサイト』って特化型ですしね(笑)
細かい説明は抜きにして、結論から言うと『物販アフィリエイトで高単価のものはアドセンスのクリック単価も高くなりやすい』です。
例えばクレジットカードやFX、美容系とか転職系、婚活系、ウォーターサーバーや格安simなんかですね。
この辺の仕組みはちょっとややこしいので、この後仕組みまで知りたい人向けに解説しますね。
ということで、アドセンスのクリック単価を上げる方法でした!
とりあえず仕組みとか理由とか抜きにして、クリック単価を上げるためには?という話をしました。
ただ、僕自身はアドセンスって好き勝手色んなネタを書けて収益化できるのがメリットだと思っているので。
アドセンス単価を上げるために書く記事を縛るのはどうなんだろ(^^;とは思います。
ま、それはともかくとして。
この後はなぜこういったことが言えるのか、グーグルさんの公式見解と僕が実際にアドセンスをやっている体験から解説します。
少し小難しい話になるかもしれませんが、「ふ~ん」くらいで頭に留めてくれればです!
グーグルアドセンスのクリック単価が低いのはなぜ?
一応グーグルさんはクリック単価についてこんなことを言ってます。
クリック単価(CPC)は、ユーザーの 1 回の広告クリックから得られる収益額です。
広告のクリック単価は広告主が決定し、宣伝内容に応じて競合広告より高いクリック単価が支払われる場合もあります。
引用:グーグルアドセンスヘルプより
ちょっと何言ってるかわかんない
長いけど大事なポイントは一つだよ!
グーグルさんのヘルプページってわざと意地悪してんのか、って思うことがあるくらいちょっと言い回しが難しいですよね。
ここで押さえておきたいのは真ん中くらいにある一文。
『広告のクリック単価は広告主が決定し』ってとこです。
この辺はアドセンスの仕組みの話になり、あまり突っ込んで考えすぎても稼ぐという所にはあまり意味がないので軽く触れるだけにしますが。
僕たちがブログやサイトにアドセンス広告を貼ってクリックされるとお金が入る。
じゃあ、そのお金はどこから来るの?と言われれば、ちゃんとお金を払う側の人がいるんですね。
お金を払う側の人にしてみれば、クリックした先で商品を買ってもらって儲けなければいけないですよね?
例えば1クリック30円だとして、売る商品が1000円だとしたら。
34回クリックしても売れなければ、赤字になっちゃいます。
(実際にはもっと少ない回数でも赤字になっちゃいますが、ここでは単純に考えてます。)
だったらクリック単価をもうちょっと下げようか、という考えになりますよね。
このようにクリック単価はお金を払う側の人(広告主さん)の利益にも左右されるということです。
クリック単価はあなたのサイトからクリックして物が売れるか、に左右される
それを抑えたうえで…
グーグルさんはクリック単価の低下についてこんなことも言ってます。
クリック単価はサイト運営者様のコントロールの及ばない要素であり、広告主様の意識の変化にも影響を受けるため、一度下がり始めると、上昇へと方向転換するのは容易なことではありません。
クリック単価を引き上げるためにサイト運営者様が現状でできるベストの対策としては、ユーザーを引き付ける魅力的なオリジナル コンテンツをウェブサイトで質量ともに充実させることです。
コンテンツの増強によりトラフィックを増やすことができれば、ターゲットを絞り込んだ関連性の高い広告の掲載機会が増えるはずです。
その結果、ウェブサイトでのコンバージョン率が高まれば、広告の掲載先としての価値が高まり、クリック単価の上昇を見込めます。
引用:グーグルアドセンスヘルプより
長い!
何言ってるかわからないー!
大丈夫。これも全部を理解しなくていいよ。
この文章で大事な点は最初と後半です。
『クリック単価はサイト運営者様のコントロールの及ばない要素』
『ウェブサイトでのコンバージョン率が高まれば、広告の掲載先としての価値が高まり、クリック単価の上昇を見込めます。』
この二つの文章。
最初の結論にも書きましたが、クリック単価は私たちサイト運営者が狙って確実に上げる方法は存在しないということです。
グーグルさんもわざわざこういうことを公式に書くくらいね。
それで後半の『ウェブサイトでの~』は要するに『あなたのサイトからたくさん物が売れるようであれば、あなたのサイトの広告枠そのものに価値が出てきて、単価も上がるよ』ってことです。
広告を出す側の人から考えれば売れてないサイトよりたくさんクリックされてそのあと商品を買ってもらうサイトに広告を出したいですよね?
じゃあ、どうすれば来た人に商品を買ってもらいやすいのか?
そこで最初に出した結論その2『記事内容とユーザーと広告がマッチする内容なら単価が上がりやすい傾向にある。』です。
アドセンスのクリック単価を意識するなら記事内容とユーザーと広告がマッチする記事を書く
こんな風に書くと難しそうですが、例えば。
『ゴールデンウィークに子連れで旅行に行くなら、はとバスが最強な3つの理由』みたいな記事を書くとします。(タイトルは適当です。)
これにアクセスしてくるユーザーって
- 子供がいる
- ゴールデンウイークに旅行に行きたいと思ってる
- はとバスに少し興味がある
っていうユーザーですよね。
だったら記事内でタイトル通り子連れではとバスツアーが便利なメリットを教えてあげて、その中でアドセンス広告がはとバス関係だったら、クリック率もそのあとはとバスを利用する確率も高いですよね。
はとバスだけじゃなく旅行関係の広告でも良さそうです。
実際に購入というアクションを起こしやすい記事なら単価も高くなりやすいんだねー
でもこれが『ゴールデンウイーク明けの学校で子供が話題の中心になるゴールデンウイークの過ごし方!』みたいな記事だったら。
アクセスしてくるユーザーは
- 子供がいる
- なんでもいいからゴールデンウイークに何か思い出に残ることをしてあげようと思っている
ってことが考えられます。
この中ではとバスの広告があってもクリックはしてくれるかもしれません。
でも最初の『ゴールデンウィークに子連れで旅行に行くなら、はとバスが最強な3つの理由』に比べると必ずしも旅行に行きたいわけじゃないですよね。
アクセスしてくるユーザーの中には旅行に行くにはお金や時間的にも厳しいけど、何か思い出に残るゴールデンウイークにしてあげたい、って人もアクセスしてきますから。
そうなると広告クリック数やクリックしてもそのあとの商品を買ってくれる人数は少し減りそうです。
このように広告の単価を考えるなら、集めるユーザーを出来るだけ絞ること、そのうえでアクセスしてきたユーザーが何かを買うという行動に結びつきやすそうな記事を書くことが大事になります。
特化型ブログだから単価が高い、は半分本当で半分嘘
『特化型ブログは単価が高くなりやすい』の話も深掘りしますね。
『記事内容とユーザーと広告がマッチする内容なら単価が上がりやすい傾向にある。』ということ。
そして、ターゲットを絞ればマッチする広告が出やすい、ということを思い出してください。
例えば『BMI40から無理なく痩せるダイエットブログ』みたいなサイトタイトルにしたとき。
- 全体的に肥満気味の人
- ダイエットに興味がある人
- ダイエットが長続きしない人
がサイトに集まるわけですよね。
そこで「置き換えダイエットで満腹感を得るならこれ!」とか「デブにも優しく指導してくれるスポーツジムのおすすめ!」とか色んな記事を書いてもサイトに集まる人は共通してます。
そんな人たちが集まるサイトであれば、ダイエット器具とかスポーツジム入会体験とか効きそうな健康器具のアドセンス広告が出てたら買ってくれる可能性も高いですよね。
つまりサイト全体として『購買意欲が高い人が集まっている状態』が作れるわけで…。
そんな人たちが集まる所だったら当然広告は出したいですよね。
これが特化型ブログが単価が高くなりやすいといわれる理由です。
サイト内の色んな記事を見て、最後に広告をクリックしてもらう可能性も高いよね!
どの商品なら広告費が出やすいのか?⇒物販アフィリエイトで判断する
さて、先ほどから触れている通り、アドセンスの広告単価は広告主さんがどれほど広告費を出すか?というのがかなり大きいウェイトを占めています。
つまり広告費をたくさん出しているものとそうでもないもの、があるわけですね。
え、でも僕みたいな柴犬じゃどのジャンルがたくさん広告費出てるのかなんてわからないよ…。
柴犬に限らず、僕も人間ですが広告費の裏側はなかなかわかりません(笑)
ただ、どういったジャンルに広告費が多く出ていそうかざっくりと把握する方法はあります。
それは物販アフィリエイトの商品単価を見ること、です。
例えば証券やFXといったジャンルはアフィリエイト報酬が高いことで有名です。
1件成約すれば10,000円以上のアフィリエイト報酬が設定されていることもザラです。
アフィリエイト報酬というのは1件実際に買ってもらったりサービスに申し込んでもらったら僕らに支払われるお金のことね!
1件成約してアフィリエイターに10,000円払っても利益が出る…。
これをクリック単価に置き換えたらどうでしょうか?
例えば20クリックで1回申し込む人がいるんだったら、1クリックに500円という超高単価を設定したとしても広告主さんとしては払う価値がある、ということですよね。
こんな風に物販アフィリエイトのジャンルで高い報酬のものは比較的アドセンスのクリック単価も高くなりやすい傾向にあると言われています。
物販アフィリエイトの報酬単価を見るにはA8.netなどのASPサービスを使いましょう。
アフィリエイターなら必ずASPにはお世話になるので、登録していない方はこの機会にぜひ。
特化型ブログなのに単価が低いのは集めているお客さんが…
ただ、特化型ブログでも単価が高くならない場合もあります。
それはあまり商品を買いそうにないターゲットがメインになりそうな時ですね。
例えば高校生以下がメインアクセスになるサイトです。
高校生や中学生というのは基本的にお金持ってません。
だから、アクセスはあっても広告がクリックされないことも多いし、クリックされても実際に購入するというところまではなかなかいかないんです。
なので、クリック単価も低くなりがちです。
このように集めるターゲットやサイトとマッチングする広告(商品)の値段が安い時は特化型ブログといえどもクリック単価が安くなりがちです。
アドセンスのクリック単価が上がりやすい時期、下がりやすい時期
アドセンスのクリック単価は上がりやすい時期と下がりやすい時期という話もより深掘りします。
グーグルの公式にもこんな記載があります。
クリック単価はマーケットの影響を受け、キーワードに入札する広告主や広告主が支払ってもよいと考える金額など、さまざまな要因によって決まります。
マーケティング担当者が予算を振り分ける各四半期の前半には、クリック単価が低下する可能性があります。クリック単価の変化を確認する際は、レポートの期間を 1 年以上に指定することをおすすめします。
引用:グーグルアドセンスヘルプより
…(死んだ目)
だ、大丈夫。今回も注目すべきはたった一文だけだから。
ここで注目すべきは『マーケティング担当者が予算を振り分ける各四半期の前半には、クリック単価が低下する可能性があります』ってとこです。
そう、アドセンスもお金を払う側の人がたくさん予算を付ける月とあまり予算を付けない時があります。
上で書いている『各四半期の前半』とは、4月、7月、10月、1月です。
逆にこの考えでいくと3月というのは多くの企業で一年の締めになります。
つまり1円でも多く売り上げを上げたい月ということです。
アドセンスだけじゃなく、例えば家電とかも3月は安くなったりしますよね。
つまり3月はアドセンス単価も高くなりやすいのです。
実際に僕も3月は高単価が多いですし、他のアドセンスをやっている人もそういった声が多いです。
次に上がりやすいのは12月。
12月というのは、物が売れやすい時期です。
だからアドセンスの広告単価も高くなりやすいですね。
この3月と12月というのがアドセンス単価の高いツートップです。
もちろん景気など他の要因にも左右されるので、必ず上がるわけではありませんが、それでも実感できるレベルで単価は上がりやすいです。
次に高くなりやすいのはやはり四半期の締めである6月と9月。
ただこの二つは私の経験上、3月と12月よりは露骨にクリック単価があがることはないですね。
何となくそうかな~くらいです。
このようにクリック単価はお金を払う側の人の都合で高くなり、それは決算報告のある締め月と関係がある、ということは「へ~」レベルで知っておくといいですね。
初心者注意!:単価のことだけを考えて記事を書くとアドセンスのメリットが薄れる
さて、ここまで読んで『なるほど、じゃあ商品がありそうな記事を中心にアドセンス記事を書こう!』と思った人は一度立ち止まってください。
特にアドセンスブログ初心者の方で雑記ブログを書いている方は要注意です。
なぜなら単価のことだけを意識してアドセンスブログを運営すると、アドセンスブログの大きなメリットが失われてしまうかもしれません。
アドセンスのメリットとは、記事にできる範囲がかなり広いこと。
そして強力なライバルが少ないことです。
これらメリットのおかげで初心者でも一番稼ぎやすいんだ!
逆にクリック単価が高くなりそうな分野は強力なライバルがひしめき合っています。
この人たちにアフィリエイト初心者が勝つのは相当大変です。
そして、この人たちに勝ってアクセスを集められるのであれば、むしろアドセンスより直接アフィリエイトリンクを貼った方が収益は良いです。
単価のことだけを考えた記事を作るとそもそものアクセスが来ない記事ばかりになってしまったり、記事ネタも限られて更新するのが大変になっちゃいます。
アドセンスのクリック単価のまとめ:お金を出す側が儲かる広告は単価も高い!
改めて最初にお伝えした結論を確認しましょう。
結論:単価を上げる確実な方法は存在しない。
結論2:記事内容とユーザーと広告がマッチする内容なら単価が上がりやすい傾向にある。
結論3:単価が上がりやすいタイミングは12月と3月。次に6月と9月。
結論4:特化型ブログだから単価が上がるわけではない。何の特化型かが重要。
この4つでしたね。
そもそもの仕組みで言うと、実際にサイトを訪問してくれるユーザーが広告をクリックし、さらに商品も買ってもらうことが多ければ、アドセンス単価は上がりやすいということです。
そして、そのための手法として商品を買いやすいような記事ネタを書いたり、特化型ブログを作るという手段があるということですね。
今回はアドセンスの単価を上げるためのヒントをお伝えしました。
あまり意識しすぎて記事ネタがなくなるのは意味ないですが、余裕があれば高単価を狙って記事を書いてみるのもいいですね。